初めまして!Webディレクターに転職して歴10年のafiaと申します!今回はWebディレクターに向いている人・向いていない人の特徴と、向いている人になるための方法をご紹介いたします!
Webディレクターに向いている人の特徴
初めにWebディレクターに向いている人の特徴と、その重要度をご紹介いたします。
重要度が高い方が、持っていると良いスキルです。ただし、全て自分に当てはまらなくても問題ありませんし、磨いていけるスキルばかりです!
特徴 | 重要度 |
---|---|
①人と明るくコミュニケーションが取れる | |
②流行に敏感である | |
③チームメンバーの仕事を理解している | |
④連絡がマメ | |
⑤調査・分析・データ解析能力がある | |
⑥企画・提案力がある | |
⑦マネジメント能力がある | |
⑧メモが取れる | |
⑨気を配れる | |
⑩マルチタスクをこなすことができる | |
⑪やりがいを大切にしている | |
⑫スケジュール管理ができる | |
⑬臨機応変に対応できる | |
⑭任務を怠らない | |
⑮忍耐力がある |
次の章で「なぜそのスキルが必要なのか」「どれくらい身についていれば良いのか」と「そのスキルを身につける最善策」をご紹介いたします!
人と明るくコミュニケーションが取れる
Webディレクターの仕事のひとつに「チームのメンバーであるデザイナーやプログラマーと協力すること」があります。
ディレクターというと、チームの指揮を取るリーダーのような役割だと思いますが、Webディレクターの場合は、指揮を取るより協力するの方がニュアンス的に似ています。
チームの中心にいる存在なので、明るくコミュニケーションを取れる人が望ましいです。Webディレクターの性格がチームメンバーのやる気や制作物の完成度も影響してきます。
コミュニケーションを発揮する場面
- プロジェクトの会議をする時
- メンバーと情報共有する時
- メンバーに物事を依頼する時
- プロジェクト終了後の飲み会
クライアント(お客様)のご要望を性格にチームに伝えたり、会議の話し合いで特にコミュニケーション能力が大事だなと感じます。
流行に敏感である
Webサイトの制作をする際に、現在の流行を取り入れることが多いです。例えばサイト内に動画を配置したり、ワイヤーフレーム制作の際にはやりのサイトを参考にしたりすることも多いです。そうすることで、ターゲットに合わせてWeb制作ができます。
特にWeb関連のニュースにはアンテナを張っておきましょう!通勤途中にスマホなどでニュースを読む程度で十分です!
チームメンバーの仕事を理解している
Webディレクターはチームの指揮を取るポディションであり、メンバーの仕事内容を理解することが必須です。
チームのメンバーには
- デザイナー
- プログラマー
- コーダー
などがおり、共に仕事をします。案件によって関わる人が上記の他に増えますが、上記の3職種はほぼ必ずと言っていいほど一緒に仕事をします。
未経験の場合は就職前に各職種の仕事内容をザックリで良いので覚えておくと仕事がスムーズになります。
「Webリテラシー」という資格があります。この資格はWeb関連の職種の仕事内容を理解していないと取ることができません。Webリテラシーを持っている=メンバーからの信頼に繋がるので、Webディレクターの人におすすめの資格です。
連絡がマメ
Webディレクターはこまめに連絡を取る習慣が必要です。連絡がない=プロジェクトが止まります。会社にもよりますが、最近はリモートワークが増えてきてSNSを使って連絡を取ることが多いです。
Webディレクターという仕事は休日にも返信を求められることが多いです。特に納期に近いと休日が休日ではなくなることもあります。この仕事に就くのであれば、このことを理解して仕事をする必要があります。
調査・分析・データ解析能力がある
調査・分析・データ解析能力は必須のスキルです。調査・分析スキルはサイトを制作する最初の段階で必要です。下にサイトを制作する手順をご紹介します。
- 他サイトの調査・分析
- サイトのデザイン
- 打ち合わせ
- 開発/実装
Webサイトを作るにあたって、似たサイトの調査・分析をします。
また、制作後の運営にもサイトの滞在時間や離脱率などをアナリティクスを使って解析します。ここではデータの解析スキルが必要になります。
解析方法までは詳しく知る必要はありませんが、数字を見るのが得意である必要があります。
また、Googleアナリティクス解析士という解析ができる証明になる資格があります。Webディレクターに必須の資格ではありませんが、時間や心に余裕があるのであれば取得をおすすめします。
企画・提案力がある
Webサイトを作る際に、どういったサイトを作るかWebディレクターが提案します。その際の提案力は必須で、ここが上手くできると、その後のプレゼンもスムーズに通ります。
おすすめの勉強法は日頃から良いWebサイトを「どこが良いのか」を意識して閲覧することです。
「Webデザイン良質見本帳」という本があります。Webサイトのデザインや構成などどこがどのように良いのか書かれており、とても勉強になりました。毎日この本を眺めるだけで全然違いますので、Webディレクター志望の方は購入をおすすめします。
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マネジメント能力がある
Webディレクターは、いつまでにどの程度制作物を完成させて納期までに完成度の高いものをしっかり納品する能力が求められます。チームメンバーの進捗状況の管理をしっかりする必要があります。
下記にマネジメントする際のおすすめツールをご紹介します。
- Slack(タイムラインで進捗やファイルの共有に便利)
- Zoom(リモート会議に便利)
- Googleスプレットシート(進捗が一目でわかる)
口頭やラインだけの連絡ではなくて、上記のようなツールを使うと仕事の失敗を減らすことができます。どのツールも基本無料で使いやすいのでおすすめです!
メモが取れる
Webディレクターは最初のうち覚えることが多いのでメモを取ることが必須です。そして、メモを取ることは印象が良いことです。教える側も身が入りますし、周りではメモをとっている姿を見てくれている仲間がいます。
たとえ知っていることであったとしても教えていただいたものはメモを取るという気持ちがあると仲間から信用され仕事がうまくいきます。
メモの取り方のポイント
- 要点をまとめる
- 余白を十分に取る
- 適度な色分けをする
上記の3つが簡単にできるメモを取る際のポイントです!適当に取るよりも、後から見やすいメモになっているので、ぜひ実践してみてください!
メモのおすすめはコクヨの「ジブン手帳」です!方眼紙で書きやすく、左端に線画一本入っているので、日付やタイトルを書くと後から見直す時に便利です。また、専用のアプリをダウンロードすればメモを一瞬でデータ化できます!
良心価格で、とても使いやすく愛用しているメモ帳です!
気を配れる
共に働く人に自分から声をかけて助けてあげる、助け合いの精神を持って仕事をできる人が望ましいです。下の3つはおすすめの気の配り方です!
- 感謝の言葉が言える
- 謙虚である
- 相手を思い、先回りして行動する
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マルチタスクをこなすことができる
Webディレクターは複数の案件を同時に進行することがほとんどです。タスクを細分化し、優先してやることなどを考えると良いでしょう。
未経験で就職した場合、最初のうちはアシスタントディレクターから始まると思います。先輩の姿を見て、自分もマルチタスクをこなすようにしましょう。
長年Webディレクターをやってきて個人的に思うマルチタスクをこなすコツは
- 一つ一つのことを沢山終わらせるようにする
- 一つの作業にこだわりすぎない
- やるべきことを頻繁に確認する
- 優先順位をつける
やりがいを大切にしている
やりがい=モチベーションに繋がります。私の思うWebディレクターのやりがいは
- お客様に感謝された時
- チームメンバーから感謝された時
- 満足いく制作物が完成した時
- 施策の効果が現れた時
特にお客様から感謝され、会社からの評価も上がったときは頑張ってよかったと思います。プロジェクト終了後の飲み会で、辛かったことを共有するのも小さなやりがいです(笑)
スケジュール管理ができる
自分だけでなくメンバーのスケジュール共有・管理は必須です。人によって様々なスケジュール管理法がありますが、私はGoogleのスプレッドシートを使っていました。
臨機応変に対応できる
Webディレクターには臨機応変に対応しなくてはならない時があります。
- お客様から急な要望の変更があった時
- プログラム上でわからない問題が発生した時
- メンバーの体調不良や進捗の差
上記の他にもいろいろありますが、お客様から急な要望変更はよくあります。だいたい残業などをして解決しています(泣)
こういった問題が発生したときは頼れる先輩を持っておくことも非常に重要です。先輩は自分よりも多くの失敗をしてきているので、ある程度解決できます。どうしても手に負えなくなったときとても助かるので、日頃から人付き合いを大切にしましょう!
任務を怠らない
仕事をしっかりおこなうのは大事なことです。リーダーのポジションでもあるので、チームメンバーに誇れる振る舞いをしましょう。
やりたくない仕事があったらどうする?
私にもWebディレクターの仕事でやりたくないことや苦手なことがあります。
例えば進捗の遅いプログラマーの手伝いです。残業になりますし、プログラミングはよくわかりません。そういう時はプログラマーの助っ人を呼んで解決しています。そして私は家でプログラミングの苦手がなくなるように勉強します。
忍耐力がある
お客様からのクレームや終電ギリギリの残業・休日出勤などは少なからずあります。仕事を投げ出して帰りたくなる気持ちを抑える必要があります。
忍耐力が必要な辛いことをした後は自分なりのリフレッシュをする習慣をつけると気が楽になります。
私の場合は
- 音楽を聴く
- ストレッチをする
- プチ贅沢をする
- 欲しかったものを買う
- 良い寝具を買う
などです。辛いことをしたら好きなことをするとストレスが軽減されます。これに慣れると、むしろ辛いことかかってこいという気持ちになり、忍耐力なんてものは不要になります(笑)
Webディレクターに向いていない人の特徴
次にWebディレクターに向いていない人の特徴をご紹介します。
Webディレクターに向いていない人の特徴
- コミュニケーションを取るのが苦手な人
- ふざけすぎ・真面目すぎ・変人
コミュニケーションを取るのが苦手な人
Webディレクターはコミュニケーションが大事な仕事なので苦手だと苦労します。コミュニケーションが苦手な人の克服方法は
- 自分から挨拶をする
- 相手の話を聞く・共感する
- 不明点はその場で質問する
上記の3つが大事です。
私も仕事を始めた頃はコミュニケーションが苦手でしたが、上記の3つを気をつけて生活したりコミュニケーションに関する本を読んでいました(笑)当時と今を比べるとコミュニケーション能力がかなり上がったと感じます。
自分から挨拶をする
自分から挨拶すると社交的な印象を周りに与えることができます。自然と話しかけてもらえるようになります!
相手の話を聞く・共感する
自分から話しかけたり話を振るのが苦手な人は、相手の話を聞いて共感すると良いでしょう。心に寄り添ってくれるディレクターという印象がつきます!
デザイナーやプログラマーの仕事内容を理解していれば、苦労する仕事やあるあるトークに共感できると思います。話も自然とはずみます!
不明点はその場で質問する
仕事のことで話す機会が沢山ありますが、わからないことがあった際はその場で質問をするとコミュニケーション能力が上がります。
質問することで会話が生まれますし、後々問題が生じづらくなります。質問する際の言葉遣いや態度などは相手を傷つけないように心がけましょう。
ふざけすぎ・真面目すぎ・変人
Webディレクターはリーダー的ポジションです。リーダーがおちゃらけていたら一緒に仕事をするチームメンバーはついてきてくれません。
真面目すぎるのもリーダーとしては相応しくありません。チームで動く仕事なのに気軽に話しかけられない雰囲気が出てしまいます。
また、変人も良くないです。明るい印象の変人であれば良いのですが、変わった趣味を持った人や尖った人とはあまり仕事をしたくないものです。
ある程度気を抜いて、メンバーのマネジメントができる人がWebディレクターーとしての良いリーダー像と言えるでしょう。
まとめ
今回は「Webディレクターに向いている人・向いていない人」に関してのお話をしました。
まだ就職していないのであれば、自分が向いていないことをある程度克服できれば入社後の不安が消えます!特にコミュニケーションスキルは仕事をする上でかなり役立つので入社までに持っておきたいスキルです。
別記事でWebディレクターに関するあれこれや、知っておきたい知識・転職の話などご紹介していますので是非ご覧ください!