Webディレクターの将来性とは?
ITの発展によって需要が高まりつつあるのがWeb業界です。そんなWeb業界のリーダーとしてメンバーを管理し、仕事をしていくのが「Webディレクター」です。
時代の変化は激しく、消えゆく伝統や職業が後を立ちません。ITはより発展し、メタバース(3次元仮想空間)などの発展により、Web業界は廃れるのも時間の問題と言う人もいます。
長年Webディレクター職で働いていて思うのは、「Webディレクターは今後も需要が高まり、安定する職業」だと思います。理由は以下の通りです。
Webディレクターの将来性が明るいと思う理由
- Web業界は変化に対応できる
- リーダーポジションはなくならない
- 給与水準が高い
- 残業が多い
上記の理由からWebディレクター職の将来性は明るいと思います。上記の理由について少し深掘りします。
Web業界は変化に対応できる
今後ITが発展してWeb関連が不要になったとしても、Webディレクターは働き方を変化させることができます。
WebディレクターはWebサイトを作ることだけが仕事ではありません。最近ではスマホの普及によりアプリ開発のリーダーをおこなう人も多くいます。このように新しいサービスが出てくると、そちらに仕事を移行することができます。
リーダーポジションはなくならない
Webディレクターはリーダーとして共に仕事をするメンバーのスケジュール管理や進捗管理を行います。
Slackやスプレットシートなどツールの力を借りていますが、仕事をする上でまだまだ人との繋がりが大事だと感じます。コミュニケーションを取る必要がある以上このポジションはなくならないと思います。
完全に仕事が自動化(ロボットやAIによる管理)がされればなくなると思いますが、その時は仕事という概念がなくなっていると思います(笑)
給与水準が高い・残業が多い
求人ボックスが調査した2022年Webディレクターの平均年収は正社員で502万円だそうです。502万円は日本の平均年収を見ると高く、豪遊が趣味でなければ生活に困るレベルではないと思います。
昇給の幅も他の仕事と比べると大きいと思います。やりがいに繋がりますね。これは体感ですが、Webディレクター職は年功序列というよりは能力によって給与が決まっていると感じます。実績や仲間からの信頼が大切です。
また、残業も多いです。1日1〜2時間程度残業しますし、案件も多くあります。そういったのを見ると需要が高いなと感じます。
能力がないと将来性が危ない?
先ほどWebディレクターの将来性は明るいとお話ししましたが、「需要が高い職業」ということもあり、自分に力量がないと仕事を続けていけません。
また、Webディレクター職は信頼が命です。気遣いができるというだけで、メンバーは協力してくれます。仕事を成功させるためにも、高い人間性が必要なのです。
Webディレクターに必要な能力
Webディレクターに必要な能力は以下のものです。
- 高い人間性
- 変化への対応力
- 資格
この仕事をやっていく上で1番大事だなと感じるのは「人間性」です。仕事を共にするデザイナーやプログラマーの方への気遣いは非常に大切です。協調性をもっていると仕事がスムーズに進みます。
また、変化への対応力も大事です。トレンドをしっかり押さえ、制作物に組み込む必要があります。ここが上手いと仕事ができるということに繋がります。
資格は信頼につながるので持っておくと良いでしょう。Webディレクター職に必須の資格はありませんが、「ITパスポート」と「Webリテラシー」の資格はみんな持っています。プラスαで持っていると尚良いです。
別記事でWebディレクターに向いている人の特徴と向いている人になるための方法をご紹介しています。現在Webディレクターをしている人、これからWebディレクターになりたい人にとって、とても大事な内容を記載しています。ぜひご覧ください!
まとめ
本日のまとめ
- Webディレクターの将来性は明るい
- 需要が高く、能力社会になる
Webディレクター職は今後も安定して仕事をやっていけそうです。
余談ですが、私は施工管理職から未経験でWebディレクターに転職しています。この記事を読んでいただいている方の中にも、Webディレクターって未経験でもできるの?と思っている方もいると思います。
別記事で未経験から就職するWebディレクターについて体験談と就職する前にやっておいた方が良いことをご紹介しています。ぜひご覧ください!